臨時列車はやて375号
前回の記事(150日以上前)で「次回も在来線と新幹線の別線扱いについてとりあげる」と書いたけど
見事に書く気力を失ったので
なかったことにする。
まあいいんだ、こんな更新ペースも遅い自己満足ブログを楽しみに見てる人はおらんでしょう。
営業制度の記事書くときは相当いろんな資料を参考にするので面倒くさいのである。
さて今回は、年末年始に運転された”はやて”について書こうかと。
というのもきっぷを入手したからであります。
〔発券日〕2021年12月27日
〔発券箇所〕大宮駅VF18(MV50)
”はやて”と印字されたきっぷ、欲しかったんです。
なんなら東京~大宮間だけ一席抜いてしまおうかと思ったくらい。
そんな悪事を止めるかのように、職場の同期が「はやてに乗るけどきっぷいる?」と言ってくれたのです。神様です。東京~大宮間の指定席特急券の値段くらいの昼飯をご馳走しようと考えています。
はやての現状について
はやてといえば、東北新幹線にはやぶさが登場するまでの最速種別。
一世を風靡したはやても、あれよあれよと言う間に端に追いやられ現在の定期列車は朝の下り2本・夜の上り2本のみ。しかも盛岡~新函館北斗間しか運転していません。
いつ絶滅してもおかしくない。
そして盛岡~新函館北斗間といえば自由席が設定されていない代わりに、指定席特急券よりも安い特定特急券で空いている席を利用できる区間。
定期列車のはやては深夜早朝の運転のため、だいたいガラガラ。
指定席を取るだけあほらしいので、”はやて○○号”という列車名が印字されたきっぷですらレアかもしれない。
だからこそ、”東京”だの”大宮”だの”仙台”だの、定期列車が運行されていない区間の駅名と列車種別・列車番号が一緒に印字されているこのきっぷは喉から手が出るほど欲しかったのである。
今回運転された”はやて375号”について
〔運転日〕2021年12月29日~31日
〔停車駅〕上野、大宮、仙台、盛岡、二戸、八戸、七戸十和田、新青森
〔使用車両〕E2系1000番台
上野始発、仙台以北でのE2系運用がアツいポイントですわね
現状、東北新幹線での定期列車では上野始発は存在しないこと、E2系の仙台以北での運用はないこと、深夜早朝の定期はやてはE5系の運転であることを踏まえての感覚です
某鉄道ニュースサイトで”2年ぶりに新青森にE2系が!”みたいな記事があったけど、ウソつけ絶対去年もE2はやてが新青森まで走ったゾ
コロナ感染者数がある程度落ち着いて、年末年始の帰省需要が見込めることから12月中旬に急遽臨時列車として設定されたのです。よかったね(?)
同時に”はやて337号”も設定されたけども、こちらはE5系使用で盛岡行き。
それでも十分珍しいけど、それならE2系で盛岡まで運転された臨時”やまびこ171号”みたいな列車の方が絶対面白い。
話は戻って今回のはやて375号。年末年始恒例とはいえ絶滅危惧種のレア運用とあればそりゃ撮り鉄も来ますよ。自分も仕事じゃなかったら乗りに(見に)行ってた。
2022年3月のダイヤ改正は東北新幹線もある意味白紙改正みたいなもんだし、つばさは自由席なくなるしで、いつどんなきっぷが発券できなくなるのか見当もつかない。
きっぷとして残せるうちに残しとかないといけない。
駅だって恐ろしいスピードでマルス・窓口の廃止が進んでいる・・・
最後に、ウィキペディアを見ていたらはやて運行開始当時の公式プレスリリースのリンクを見つけたのでこっちにも貼っちゃお
この頃は人件費削減とか人手不足とかそういうのがまだ顕著になっていなかったせいだろうか
ダイヤ改正がとっても明るい話題に見えるんだ