出札担当

JRのきっぷ(マルス券)と営業制度について書きます。ついでに旅行記なんかも

スーパー猫の日入場券

ツイッターで”スーパー猫の日”なんてワードを見つけました。

スーパー猫の日ってなんだよ。停車駅の少ない特急か?

2022年2月22日ということで、2が6つも並ぶからスーパー猫の日と呼ぼうと

そういうことである。にゃんにゃん

 

何十年に一度の皆既月食とか彗星とか、そういうのはあまり興味がないけど

こういう数字の並ぶ日は好きだったりする。

記念にきっぷが発券できるから。

 

で、発券したのがコレです

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〔発券日〕2022年2月22日22時22分
〔発券箇所〕仙台駅幹中FC5(MV50)

 

2月22日は休日なので、実は1週間ほど前から入場券の購入を企てていた。

せっかくだから22時22分に購入して2を4つ印字させよう。

発行駅はどうしよう?

小さな駅で悠々と購入もいいけど、万が一ライバルがいたら…?

結局念には念を入れ、発券機数が多い仙台駅で買おうと決めた。

 

 

そしていざ当日。

雪がちらつく中、自宅から車を走らせ、22時過ぎに仙台駅到着。

時間には余裕があったので、雪にまみれたE721とか夜の仙台駅舎とかをテキトーに撮影しつつ時間をつぶした。

 

22時15分。

2階在来線中央改札付近に戻ってくると、さっきまで穏やかだった改札横の券売機前がざわつき始めていた。

やばい。予想していた以上にライバルがいる。

本当は発行箇所名に”VF2-2”と入る2階の券売機での発券を狙っていたが、そんな悠長なことは言ってられなくなった。

(後にツイッターで検索すると、まさにこの券売機で22時22分の入場券を買った人のツイートが見つかった。やはり同じことを…)

しかし、この”万が一”に備えてターミナル駅を選んだのだ。負けるわけにはいかない

3階の新幹線改札フロアに上がると、すでに現金が使えるMVはすべて埋まっていた。

当然だ。22時20分発の最終盛岡行きと22時25分発の最終郡山行きの発車時刻が迫っていたのだから。

 

22時20分。

クレジット専用MVは3台ほど空いていたので、スタンバイをすることに。

券売機を占領して何もしないのも良くない。時間が許す限り、とれいゆの空き状況を確認。空いていれば購入するつもりだったが、空席などなかった。

 

22時21分30秒。

わたしの普段の仕事は秒単位で動いている。

時刻を逆算するなどお手の物だ。

30秒前の時点で入場券口座を選択し、クレジットカードの挿入まで済ませた。

隣のMVでは老夫婦が「これでいいの?22分になった?確定押すの?」と二人で時計とにらめっこして、あたふたしている。そしてこちらのMVの画面をチラチラ見てくるのだ。鉄道オタクだけだと思っていた。こんなことをやるのは。

助けてあげたい気持ちもあるが、こちらも同じことを企んでいるのだ。

 

22時22分。

周りの現金購入可能MVが一斉に「カチャン」という音を立てた。

購入が確定し、コイン投入口のシャッターが閉まる音。

ここにいる人たちはみな22時22分の入場券を狙っていたんだ。

わたしもすかさずクレジットカードの暗証番号を打ち込み発券要請をした。

ここ最近、クレジットカード照合の問い合わせ時間が長くなったような気がしてならない。

時間との勝負という緊張感もあり、問い合わせ中と表示された時間が1分以上の長さに感じられた。

しかし、発券されたきっぷは、まごうことなき22時22分発行と印字された入場券であった。

かくしてわたしは数多のライバルたちに勝利したのである。

ライバルも発券してるだろうから、引き分けともいえる。

スーパー猫の日入場券を握りしめたわたしは、どうせならR通番も002にするよう調整すればよかったなと後悔しつつも帰路につくのであった。

 

こんなくだらないことにバカほど長い文章打ち込んで、

他にやることもなかったのだろうか

 

せっかくなので最後に暇つぶしで撮った仙台駅の写真載せちゃおう。意味はない。

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それでは