定期券ってどんな使い方ができるのさ
乗車券っていうのは、実際に乗車する経路通りに購入するのが基本です。
それは普通乗車券も定期乗車券(以下定期券)も同じですが・・・普通乗車券に関しては特定都区市内やら選択乗車やら経路特定やら、多くの特例がある為にいろいろと融通が効いたりするものです。
ところが定期券の大原則は『券面に記載の経路以外は乗車不可』であるため、このような特例はまったく効果を発揮しないのです。
同じ大都市近郊区間内相互発着の定期券を持っていても、自由に経路を選択することはできません。
つまり、赤羽から新宿経由で四ツ谷までの定期券を持っている人が
「埼京線めっちゃ混んでるのだりーよ。今朝は京浜東北線で神田回りで通勤しよ」
っていうことをするのはアウトなわけです。
もっと言うと、定期券で大回り乗車なんかできるかバカヤロウってことです。
Suicaカードは入場時間とか出場時間も改札機くんが判定してるから、入場からあまりにも長い時間が経っていると出場時に弾かれちゃうよ☆
そもそも普通乗車券と定期乗車券は完全に別モノとして考えるべきです。定期券めっちゃ安いし。
だけども、普通乗車券なら101キロ以上の経路でないと認められない途中下車が、たとえ10キロ以下の経路であっても定期乗車券ならできちゃうというようなメリットもあります。これは営業制度に詳しくなくてもよく知られてることでございます。
定期券を乗車券代わりに、料金券と組み合わせて特急みたいな優等列車に乗るっていうのも原則ダメなんですけど、わりとJR各社はそこらへん緩くしてるみたいで、
条件満たしている定期券なら特急券買って優等に乗れるでーとか
定期券でも使える回数特急券販売してるんよとか
それなりに定期券も上手い使いようがあるんです。
最近は特急や新幹線での通勤通学は珍しくなくなったし・・・。
あー意外と長くなってしまった。
ほんとは定期券の区間外乗車の特例を書きたかったのに。
いろいろ調べてると時間がかかってしまいますね。というわけで本編はまた今度。